ハルの勉強部屋

法律や勉強法などの心理学の知識や情報などを記事にしていきたいと思います。趣味についても書いていきたいと思います。

法学部の実態とは!?

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皆さんこんにちはハル(元NAPPY)です。

 

ところで法学部とは一体全体どういうところなのでしょうか?

 

 

法学部のイメージとしては六法全書を片手に詭弁を述べるとか、法律を一言一句違わず覚えているとかのイメージがあるのではないでしょうか。

 

実際のところをお話しすると、六法全書なんて生徒が持っているところを見たことがありません。笑

 

学生は、ポケット六法やデイリー六法といった主要法令が載っている小さな六法を持っています。

 

たまに判例六法などの少し分厚い六法を持っている場合がありますが、それでも六法全書の半分ぐらいの厚さで、さらに数まわり小さくなっています。

 

学ぶことといえば一般教養や政治学、そして法学です。

 

まず、一般教養としては、社会科学、人文科学、自然科学などをさまざま学びます。

 

詳しく、説明しますと、社会科学とは、文部科学省によると、「社会の構成主体である人間や人間集団の「行動」のみならず、行動の背景にある「意図」(思想や価値の問題)について、その形成過程や、構成主体間の相互作用を明らかにするものである」だそうです。

 

例を挙げると、社会科学では、(法学、政治学、)政策科学、経済学、経営学、社会学などがあります。

 

人文科学とは、学部でいうと、心理学部(社会科学とする異論もある)、文学部、歴史学部などがります。

 

自然科学では、生物学や物理学、化学、地学などがあります。

 

これらを学ぶことになります。

 

大学によっては法学部政治学科などがあり、法律学をほとんど学ばない人もいるので本当に大学に入って公務員試験なり、法学系国家資格なりを目指そうという場合は注意が必要です。

 

一般論に戻りますと、法学部(法律学科)では、基本7法と言われるものを主体として学びます。

 

基本7法とは、憲法、行政法、民法、会社法、民事訴訟法、刑法、刑事訴訟法です。

 

特に公務員試験や法学系国家資格では、憲法と民法が大切になってきます。

 

なのでこの2法は予備校などに通って勉強するのもありでしょう。

 

話を戻しますと、大学では、1年生のときに一般教養(筆者の場合は生物学や心理学、薬学)を単位取得し、2年生から法学を専門的に学んでいくことになります。

 

大体、どこの大学でも120単位ほどが必要になります。

 

4年生のときには、就活や公務員試験、宅建士(10月)、行政書士(11月)、司法書士(7月〜)、司法試験予備試験(7月〜)、ロースクール試験(夏休みなど)etc、などを受けることになると思います。

 

なので実質は3年生のうちにほとんど単位を揃えて、かつ、試験対策もならなければならないことになります。

 

このように法学部ではさまざまなことを学び、しかもそれを社会に還元できます。

 

この記事をどのような属性の方がお読みになられるかは分かりませんが進路選択の一助になれれば幸いです。


法学部、ロースクール、司法研修所で学ぶ法律知識[第2版]――主要10法と法的思考のエッセンス

 

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