司法書士について
皆さんは司法書士って知っていますか?
今回はそんな司法書士について扱っていこうと思います。
司法書士、それは登記に関する専門家です。
登記とは不動産の売買、贈与、遺贈などの権利移転などの際や会社、法人の登記などさまざまなものに必要があります。
最近では、成年後見人になったり、簡易訴訟の代理人になるなど業務も多様化しておりますが、登記のプロフェッショナルなのだと覚えておけば良いです。
そんな司法書士の想定年収は勤務司法書士で年収400万〜と平均的に高い傾向にあります。
何と独立司法書士は年収1000万以上も見込めるすごい職業です。
ちなみに令和3年度賃金構造基本統計調査によると、平均年収は945.4万円だそうでかなり稼げる職業のようです。
そんな司法書士になるには2パターンあり、一定の職業(裁判所職員など)に一定年数勤めるか司法書士試験に合格するかです。
一般的には後者の司法書士試験に合格して司法書士研修を受け、司法書士登録をする人が多いようです。
司法書士試験は毎年7月に筆記試験が行われており、それに合格すると口述試験に進めます。口述試験は10月で最終合格発表は11月です。
試験科目は幅広く、憲法、民法、商法(会社法)、刑法、民事訴訟法、民事執行法、民事保全法、司法書士法、供託法、不動産登記法、商業登記法などがあります。
特に得点比率の高い民法、不動産登記法、商法(会社法)、商業登記法をメイン科目、それ以外をマイナー科目と言うそうです。ただ、マイナー科目とはいえども、決して手を抜いて良い科目なわけではなくあまりミスも許されない試験です。
受験料は8000円で受験資格はなく誰でも受けられるので、法学を学ばれていてる、また、これから学ぼうとしている人は一度、受験してみてはいかがでしょうか。リスキリングにもってこいの資格ですね。
勉強法などに関しては、過去記事などを参考にしていただけると幸いです。
ではまた!