今回の記事は自己効力感に関するお話です。
自己効力感に関してはある有名な実験があります。
それはバンデューラとシャンクという研究者による研究で、平均年齢8歳の子供に引き算をしてもらうという実験です。
ただ、この実験参加者の子どもたちは皆引き算が苦手、あるいはできないレベルの子供達です。
この子たちになんと42ページにわたる引き算の問題集を各30分計7セッション、つまり3時間半やってもらうというものでした。
実験ではこの子らを4つのグループに分けました。
そして最後にテストをしたり、4セッション時での終わり具合や自己効力感を調べました。
①1セッションに少なくとも6ページを終わらせることを目標にするグループ、②全てのセッションが終わるまでに全ページを終わらせることにしたグループ、③特に目標は指定しないができるだけ多く終わらせるように指示したグループ、④何も言わない(比較対象のためのグループ)。
結果は、①のグループが最も最終テストのスコアや目標達成具合が高く、4セッションを終えた時点での問題集の進み具合も良かった(約1.4倍もこなしていた)
つまり勉強や仕事などのタスクをやる際には短期目標を立てるのが重要だと言うことです。
様々な資格試験は多くが3ヶ月〜数年かかるものです。こういった知識の有無が最終的な合否を分けることもあるので注意が必要です。
このブログでは以下のような有益な情報を提供していますので今後ともよろしくお願いします!
ではまた!