ハルの勉強部屋

法律や勉強法などの心理学の知識や情報などを記事にしていきたいと思います。趣味についても書いていきたいと思います。

集中力向上の秘訣:マイクロバースト法

マイクロバースト法っていうテクニック知ってる?

 

今回、取り上げるのは集中力に関するテクニックの一つでその名も「マイクロバースト法」。

 

実は人間の集中力は厳しい訓練を積んだ人で6時間、普通の訓練をした人で4時間、何も訓練をしていない人は2〜3時間と案外保たないものなんです。

 

僕も昼寝を挟むことによって朝1時間半、昼1時間、夕方からは30分程度と集中力は無い方です。

 

そんな自分を変えたいとHIITをやってみたり瞑想をやってみたり悪戦苦闘しながら出会ったのが今回おすすめさせていただくマイクロバースト法。

 

結論を先に言うと、一度にたくさん運動して集中力を上げるより、こまめに休憩をとる要領で運動した方が集中力は保つよというもの。

 

これは2016年の研究で分かったことで、実験では、①30分トレッドミルで歩いてもらってから、6時間座って作業をしてもらうグループ、②1時間おきに5分の運動を挟むかたちで同じように計6時間作業をしてもらうグループ、③何もしないでただ6時間作業をしてもらうグループ、の3つに分けて集中力の具合を調べました。

 

そうすると①グループは最初は集中力が上がって作業できたけども時間とともに集中力が低下していきました。他方②グループは①グループのような爆発的に集中力は上がらなかったけど、高い水準で集中力を維持できました。なお、③グループは一番集中力が続かなかったそう。

 

結果として、総合的に見ると②グループが最も集中力を発揮できたそう。つまり、こまめな運動が大切と言うこと。

 

補足として、今回は実験されていないが、理論値的に考えれば、最初30分運動して、その後、1時間おきに5分の運動を取り入れるのが最適解となるはず。

 

こればっかりは実験されていないのでわからないが、興味のある方は是非試していただきたい。