ハルの勉強部屋

法律や勉強法などの心理学の知識や情報などを記事にしていきたいと思います。趣味についても書いていきたいと思います。

民法1一般原則について

法律の一般原則について

 

あなたの時間は限られている!最も効率的な法律学習法!【資格スクエア】

 

 

NAPPYのわかりやすい授業

1.公法と私法

 公法は縦の法、私法は横の法と言われる。

 

 すなわち、公法は、国や地方公共団体と私人との関係を規律する法であり、私法は、私人同士の間を規律する法である。

 

三角形▲の上の頂点が国などで下の2つの頂点が私人や法人(会社など)。

 

 公法の例としては、行政法や憲法が挙げられる。

 

 一方、私法の例としては、民法や商法、会社法が挙げられる。

 

 ここで民法は私法の一般方と呼ばれていることについて説明する。

 

2.私法の一般法

 

 私法の一般法とは、私人間に適用される法であるという意味の私法、すなわち、会社法、商法、借地借家法などのすべての私法の一般的な法。

 

 すべてに共通することを記載した法という意味である。

 

また、刑法や刑事法は国(警察官や裁判所など)に関する法律で公法の一種であるが講学上、刑事法と呼ばれ、民事訴訟法も公法であるが、私法であると講学上呼ばれる。

 

3.一般法と特別法

 

 一般法に対をなす概念として、特別法がある。

 

 特別法は、共通する事のみを記載しているわけではなく法人だけ、商人だけといった具合に、特定の身分を有するものを規定した法である。

 

 一般法と特別法は相対的であり、例えば、商法と民法を見ると商法は特別法であり、民法は一般法である。しかし一方で、商法と会社法で見ると、会社は商人の中でもさらに法人に限定したものであるから、商法が一般法で会社法が特別法となる。

 

あなたの時間は限られている!最も効率的な法律学習法!【資格スクエア】