公務員試験・資格試験・法科大学院受験応援ブログ

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法科大学院を選ぶ際の注意点!

 今回の記事では法科大学院(LS、高等司法研究科)を選ぶ際の注意点や考慮要素について書いていきます。

 

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1.予備試験との違い

 最初に比べるべきは、法科大学院進学と予備試験合格を目指すことの違いです。もう少し細かく分けると時間とお金という区分できます。

 まず、時間については以下の違いがあります。つまり司法試験を受けるまでに、法科大学院は2年(既習)又は3年(未修)であるのに対し、予備試験に合格すればその次の年には受験することが可能です。

 

 次に、お金の違いです。それは法科大学院に進学する場合には、学費がかかるのに対し、予備試験合格の場合には予備校に通うのであればそれにかかる費用、予備校などを利用しないのであれば教材や基本書代などの入手に必要な費用だけですのでその分だけ少なくて済みます。

2.学費

 

 上で少しだけ学費について触れましたが、ここではもう少しだけ踏み込んで書いていきます。学費は3つに区分できます。それは進学先が国立の場合、公立の場合、そして私立の場合です。以下に、1年間におよそいくら必要になるのかを書きます。

 ①国立の場合には、学費は概ね80万円の授業料と20万円程度の入学金です。

 ②公立の場合には、幅がありますが、大阪市立大学の場合は、535.800円の授業料がかかります。なお、2017年度に学費が改定されて、入学料はなくなったそうです。

 ③私立の場合には、これもかなりの幅がありますが、昨今の法科大学院離れを受け、学生を確保するために、奨学金で実質的に学費がかからないところも多いい印象です。また、調べたところ150万円前後がかかる模様です。

3.立地

 立地の良し悪しは、人によって大きく異なります。なので一応の判断要素を述べていきます。それは①通学時間、②定期区間、③周囲の環境が挙げられます。

 ①通学時間については、できるだけ短い方が良いでしょう。なんといっても貴重な勉強時間を通学時間で削ってしまっては元も子もありませんから。

 ②定期区間にどんな駅があるかも重要な要素です。例えば、関西圏の法科大学院生は梅田などの駅が定期区間に入っているかは後々に大きな影響を持ちます。それは、弁護士事務所でのアルバイトや、インターンシップのときには弁護士事務所が集まっている北浜などの梅田周辺の駅の利用頻度が増えるためです。

 ③周囲の環境もとても大事です。できるなら自然に囲まれた環境、静謐な環境で学習に専念できるようにするのが良いです。余計なストレスのせいで勉強効率を低下させてしまってはもったいないです。

4.教授陣

 

 どの大学にも一定数の優秀な先生とそうでない先生がいます。なので全員、優秀な指導者の大学院に行くということは厳しいでしょう。なので自分の専門分野や学びたい分野が決まっている方はその分野の優秀な先生がいる大学に行く方が良いでしょう。また、そういった分野がないという方は、司法試験委員の方のいる大学が良いでしょう。司法試験委員の方のお話を伺える機会があったり、定期試験などから試験委員の方々が何に重きを置いているのかを知ることができます。

5.実績

 やはりなんといっても気になるのが実績。つまりは司法試験の合格率です。合格率は可能な限り高い大学院が良いです。その理由は、学生のやる気です。上でも少し述べましたが、大学ごとの教授陣のレベルに大きな違いはありません。しかし、合格率には顕著に差がある。それは学生のモチベーションとそれに影響された教授陣のモチベーションに差があるからです。大学院によっては週に1回程度の飲み会が開催されるところもあります。大学院をモラトリアム期間と位置付けている学生の多くいる大学院も存在するのです。そのような学生が比較的少ない大学院が合格率の高い大学院なのです。一応の目安ですが、司法試験全体の合格率より低い大学院は避けておいた方がベターでしょう。

6.最後に

 ここまで様々な考慮事項について挙げてきました。しかし、これらのうちから何に重点を置くのか、また、ここに挙げていないことを重要視するのかは人それぞれです。これを読んでくださった方にとって悔いの残らない決断が一番だと思います。

 

 この記事が皆様のお役に立てれば幸いです。 

 

 

 加えて、大学院の司法試験合格率が低かったところで、合格できるなら何ら問題はありません。また、この記事は、大学院及び学生も含めた関係者を誹謗中傷する意図は一切ございません。気を悪くされた方は申し訳ありません。