今回の記事は、瞑想のメリットに関する記事です。瞑想は、様々な良い効果があるあるとして最近、流行っているのですが、この記事では、なぜ瞑想を行うのか、メリットはどれほどのものかということについて書いていきます。
- 0.瞑想の効果
- 1.瞑想の習慣が続いている人ほど脳のサイズが大きい
- 2.1日たった〇〇分の瞑想で決断力が高まる!?
- 3.資格試験にコミュニケーション力まで何にでも役立つ能力が育つ!?
- 4.睡眠をとるのと同じぐらい記憶が定着してくれる!?
- 5.なぜ瞑想でメンタルが改善するのか
- 6.まとめ
0.瞑想の効果
瞑想は、自己肯定感を高めたり、セルフコントロール能力を向上させたりと様々な良い効果をもたらします。その中でも、今回は、勉強にとっての瞑想のメリットを書いていきます。
瞑想は、様々な研究機関で研究されているのですが、とりわけて記憶力アップが必要な学生や社会人を研究対象にしているものが多い印象です。そのため、スキルアップを望む社会人の方や勉強をしなくてはいけない学生の方にとって役立つと思います。
1.瞑想の習慣が続いている人ほど脳のサイズが大きい
瞑想歴が長い人の方が短い、あるいは全く行っていない人に比べて、脳のサイズが大きく、また、重いということが分かっています。これは、UCLAの研究により明らかにされたもので、なんと20年もの追跡調査の結果、判明したのだとか。
脳は、衰えとともに委縮していくもので、これといった対抗策も今までなかったのですが、瞑想を行うことで脳の衰えを遅らせることもできるそう。なんと、衰えどころかさらに成長する可能性もあるのだとか。
1日や3日程度瞑想を中断してしまっても構わないので、長期投資だと考えて瞑想してはいかがでしょうか。
2.1日たった〇〇分の瞑想で決断力が高まる!?
これは5年ほど前に出された論文で明らかにされたことなのですが、1日15分の瞑想で「決断力」がアップするそうです。株などの投資や今日の献立まで、人は多くの決断をしますが、瞑想をすることによって決断力が高まり、結果として株の取引で損に追い打ちをかけてしまったり、優柔不断の度合いが改善するそうです。
この情報をもっと早く知っておけば、株での損をもっと減らせかもしれないのになんて思ってしまいます......
3.資格試験にコミュニケーション力まで何にでも役立つ能力が育つ!?
長期記憶として脳に保存するには、まず短期記憶として記憶しなければなりません。そして短期記憶力を鍛えることはワーキングメモリーを鍛えるのと同義です。そして、このワーキングメモリーを鍛えるには1日20分の瞑想を2週間行えばよいということが2012年にアメリカで出された論文で明らかにされています。
ワーキングメモリーの向上には、様々な良い効果があるのですが、それについてはこちら ↓ からどうぞ
4.睡眠をとるのと同じぐらい記憶が定着してくれる!?
結論から言うと、たった15分の瞑想で昼寝をするのと同じ程度の効果があることが分かっています。これはファーマン大学の研究により明らかになったことであります。会社や学校で昼寝をするのはちょっとな......という方には、うれしい情報がありまして、なんと瞑想ではなく15分目を閉じておくだけでも効果があるそうです。知り合いが近くにいるところで瞑想をしたりするのは恥ずかしいし、でも、いびきをしてしまいそうで寝るのは嫌だという方には、15分間、目を閉じてうつぶせになることをおススメします。
5.なぜ瞑想でメンタルが改善するのか
一般に、瞑想でメンタルが改善する理由として、自我をなくして無の境地に至り、俗世のことが気にならなくなるからなんて言われているそうです。
しかし、ドイツの大学などの研究でそうとは言い切れないという研究結果が出ました。それはなんと、「瞑想でメンタルが良くなるのは、ナルシストになったから」というものです。ちなみに、ここでいうナルシストというのは、ナルシストキャラの某芸人さんのような、「俺、かっこよくね」みたいな感じではなく、自分を本来のものより少しだけ高く評価するものです。なので、周囲の人が引いてしまうようなものではなく、少し自分に自信が持てるようになるというものです。
6.まとめ
記憶力や決断力、自己評価まで高めてくれる瞑想、やらない手はないですね。私も瞑想をやるようになってから学習時間が伸びました。これを読んでくださっている方も、一度やってみてはいかがでしょうか。