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マイナンバーはどのようにして我々のもとに届くのか?~マイナンバーを変更することはできるのか?~

 今回の記事では、個人番号(マイナンバー)の実際の運用について書いていきます。

 

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関連条文 

 今回も一応、関係条文を載せておきます。もしよかったらご利用ください。(アラビア数字は項、漢数字は号を表します。)

第七条 

1 市町村長(特別区の区長を含む。以下同じ。)は、住民基本台帳法第三十条の三第二項の規定により住民票に住民票コードを記載したときは、政令で定めるところにより、速やかに、次条第二項の規定により機構から通知された個人番号とすべき番号をその者の個人番号として指定し、その者に対し、当該個人番号を通知カード(氏名、住所、生年月日、性別、個人番号その他総務省令で定める事項が記載されたカードをいう。以下同じ。)により通知しなければならない。
2 市町村長は、当該市町村(特別区を含む。以下同じ。)が備える住民基本台帳に記録されている者の個人番号が漏えいして不正に用いられるおそれがあると認められるときは、政令で定めるところにより、その者の請求又は職権により、その者の従前の個人番号に代えて、次条第二項の規定により機構から通知された個人番号とすべき番号をその者の個人番号として指定し、速やかに、その者に対し、当該個人番号を通知カードにより通知しなければならない。
3 市町村長は、前二項の規定による通知をするときは、当該通知を受ける者が個人番号カードの交付を円滑に受けることができるよう、当該交付の手続に関する情報の提供その他の必要な措置を講ずるものとする。
4 通知カードの交付を受けている者は、住民基本台帳法第二十二条第一項の規定による届出をする場合には、当該届出と同時に、当該通知カードを市町村長に提出しなければならない。この場合において、市町村長は、総務省令で定めるところにより、当該通知カードに係る記載事項の変更その他の総務省令で定める措置を講じなければならない。
5 前項の場合を除くほか、通知カードの交付を受けている者は、当該通知カードに係る記載事項に変更があったときは、その変更があった日から十四日以内に、その旨をその者が記録されている住民基本台帳を備える市町村の長(以下「住所地市町村長」という。)に届け出るとともに、当該通知カードを提出しなければならない。この場合においては、同項後段の規定を準用する。
6 通知カードの交付を受けている者は、当該通知カードを紛失したときは、直ちに、その旨を住所地市町村長に届け出なければならない。
7 通知カードの交付を受けている者は、第十七条第一項の規定による個人番号カードの交付を受けようとする場合その他政令で定める場合には、政令で定めるところにより、当該通知カードを住所地市町村長に返納しなければならない。
8 前各項に定めるもののほか、通知カードの様式その他通知カードに関し必要な事項は、総務省令で定める。

第八条 

1 市町村長は、前条第一項又は第二項の規定により個人番号を指定するときは、あらかじめ機構に対し、当該指定しようとする者に係る住民票に記載された住民票コードを通知するとともに、個人番号とすべき番号の生成を求めるものとする。
2 機構は、前項の規定により市町村長から個人番号とすべき番号の生成を求められたときは、政令で定めるところにより、次項の規定により設置される電子情報処理組織を使用して、次に掲げる要件に該当する番号を生成し、速やかに、当該市町村長に対し、通知するものとする。
一 他のいずれの個人番号(前条第二項の従前の個人番号を含む。)とも異なること。
二 前項の住民票コードを変換して得られるものであること。
三 前号の住民票コードを復元することのできる規則性を備えるもので     ないこと。
3 機構は、前項の規定により個人番号とすべき番号を生成し、並びに当該番号の生成及び市町村長に対する通知について管理するための電子情報処理組織を設置するものとする。

マイナンバーが届くまでの流れ 

 まず、マイナンバーの指定と通知について述べていきます。流れとしては、①市区町村長が、地方公共団体情報システム機構(以下、機構)に対し住民票コードを通知します。これを受けて②機構が市区町村長に当該住民のマイナンバーを通知し、その番号を③市区町村長が指定します。そして④市区町村長が市民にマイナンバーの通知を個人番号通知カードで通知します。これがマイナンバーを我々が受け取るまでの流れです。

 

 ここで重要なのがマイナンバーは日本に住んでいる人、全員に交付されるわけではありません。日本国籍を有しているものの中で、住民票コードを有している者。または、住民票の作成対象となる外国人にのみ、マイナンバーが付けられるのです。つまり、日本国籍を有しているけど、アメリカに住んでいる人などにはマイナンバーがありません。

マイナンバーの変更について

 続いては個人番号の変更についてお話します。原則として、マイナンバーは生涯不変です。ただし、法律が「原則」というときには、例外があるのが常です。もちろん、マイナンバーにも番号変更に関しての例外があります。それは以下の3パターンです。

①個人番号利用事務、又は個人番号関係事務のときに第三者が不正の目的で漏洩した、②個人番号カードが盗まれたとき、③暴力や詐欺などで他人に知られた場合です。

要するには、何らかの理由で個人番号が漏洩したときは変更できるます。なのでそのように憶えておけば、多くの人の場合にはことが足りると思います。ちなみに、変更は市区町村長が、個人番号が漏洩してしまった(またはその可能性がある)者の請求、あるいは職権で行います。

 

 マイナンバー法に出てくる用語の定義は2条に書かれています。なので、用語の意味について気になる方がいましたら、2条の勉強記録 ↓ のリンクを貼っておきますのでご利用ください。

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