今回の記事は、どんな音楽が勉強に効果的なのかというものです。結論から先に言うと50~80BPMの音楽が効果的だそうです。これは音楽ストリーミングのSpotifyが行った調査の結果判明したものです。具体的には、学生に様々な音楽を聴いてもらったところ、50~80BPMの範囲の音楽を聴いた学生は成績が良くなったとのことです。特に、BPM60~70のクラシック音楽を聴いた学生は、そうでない学生(何も音楽を聴いていない学生)と比較して、数学の成績が12%程度も点数が高かったそうです。
また、イギリスの研究では、60BPM程度の曲を聴いていると人はリラックスするなんて効果もあります。その実験によると、最もリラックスできる曲は、マルコーニ・ユニオンの「ウエイトレス」で、通常時と比べると、なんと65%もリラックス度合いがアップしていたそうです。(この曲をYouTubeで聴いてみたのですが、個人的にはリラックスというよりは緊張感の方が増した気がします。というわけで誰もが効果を実感できるということはないようです。これを機に自分に合ったリラックスソングを探してみるのも良いかもしれません。)
ここまで音楽について述べてきましたが、あくまでもリラックスするときに音楽を聴くのがベストだと思います。マルチタスクは脳がダメになることが判明していますし、気が散ってしまっては、総合的に学習量や効率が落ちかねませんので。