マイナンバー制度は、国民の福祉や税、災害時の管理に必要であり、今後も、活用の場がますます広がってくことが予想されます。また、適切に利用すれば大変有効で便利なものになる予定です。
そして、この制度を学ぶことでこれから活用範囲が拡大していった場合に、自らのプライバシーについて、様々なリスクから防衛することができるようになるのではないかと考えマイナンバーについて学習していくことにしました。
「マイナンバー」や「マイナンバー検定」って何?
そもそも「マイナンバー」とは、国民の一人一人を番号で管理する仕組みのことです。この制度により、国民の利便性の向上、行政の効率化が図られ、また、公平・公正な社会が実現されることが期待されます。2019年2月の段階では、社会保障、税、災害対策の3つの分野に限って利用されており、今後、利用範囲が拡大される予定です。
そしてこの「マイナンバー」についての検定試験が、全日本情報学習振興協会の行う、「マイナンバー実務検定試験」(通称:マイナンバー検定)です。
マイナンバー検定の内容
今回、私が勉強して、試験を受けようとしているのは2級ですので、これについて概説します。まず、受験料なのですが、これは8.000円(税抜き)です。試験日は2019年6月9日(日)で、出題形式はマークシート方式。問題数及び合格基準はそれぞれ60問、正答率80%以上となっています。なお、学生の方や連続受験の方は受験料が結構割引されるのでお得に受験できます。
ちなみに、級は、2級の他にも3級と1級があります。しかし、今回は難易度などが分からないので中間の2級を受験しようと思いました。また、2級に合格すると個人情報保護士認定試験の科目免除などのメリットがあるそうで、これがどれだけの大きさのメリットかわかりませんが、無いよりはある方が良いとも思いました。
基礎からの勉強に使う本
この検定を受けるにあたって、私が用いる教材は、古川飛祐著『マイナンバー実務検定2級合格ガイド』(翔泳社、2016)です。少し古めの教材ですので、最新情報などは適宜ネットから入手していこうと考えています。
まとめ
今回の記事では、マイナンバーのちょっとした説明と、マイナンバー検定(2級)の概説、使用予定の教材の紹介をしました。上でも述べましたが、検定に際しては、学割などがございますので、学生で履歴書の資格欄を埋めたいなんて方は一度、受験してみてはいかがでしょうか。